小池敬事(読み)コイケ ケイジ

20世紀日本人名事典 「小池敬事」の解説

小池 敬事
コイケ ケイジ

大正・昭和期の解剖学者,人類学者 元・千葉医科大学学長;元・新潟大学学長。



生年
明治22(1889)年3月4日

没年
昭和34(1959)年8月6日

出生地
埼玉県熊谷市新川

学歴〔年〕
東京帝国大学医科大学〔大正3年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正14年〕

経歴
大正4年南満医学堂教授、7年新潟医学専門学校教授、10年ヨーロッパ留学、帰国後新潟医科大学教授から千葉医科大学教授を経て昭和15年千葉医大学長となった。32年退官後新潟大学学長。文部省視学委員、大学設置審議会常任委員、日本学術会議会員などを兼務した。内耳比較発生学や、指紋の形態学的研究、その新分類法、特に人類学誌に発表の「足蹠〓趾球理紋の新分類」はよく知られている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小池敬事」の解説

小池敬事 こいけ-けいじ

1889-1959 大正-昭和時代の解剖学者,人類学者。
明治22年3月4日生まれ。大正4年南満医学堂教授となる。新潟医大教授,千葉医大教授をへて,昭和15年千葉医大学長,32年新潟大学長。内耳の比較発生学,指紋の形態学的研究とその新分類法で知られる。昭和34年8月6日死去。70歳。埼玉県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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