小泉洽(読み)コイズミ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「小泉洽」の解説

小泉 洽
コイズミ ヒロシ

昭和期の音楽学者



生年
明治27(1894)年5月24日

没年
昭和46(1971)年12月2日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
同志社大学神学部〔大正10年〕卒

経歴
東京女子音楽学校、帝国女子専門学校、明治学院専門学校各教授を歴任。在学中から神学研究の傍ら音楽美学を中心に広く音楽の研究に没頭、また雑誌「音楽界」「音楽評論」などを編集、後年中世音楽の研究に専心した。著書に「楽典十講」「新音楽文化」「聴覚教育の新研究」「音楽辞典」「現代音楽の主潮」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む