小短い(読み)こみじかい

精選版 日本国語大辞典 「小短い」の意味・読み・例文・類語

こ‐みじか・い【小短】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こみじか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 )
  2. 手短である。簡単である。てっとりばやい。〔コリャード羅西日辞書(1632)〕
    1. [初出の実例]「小みじかく、わけも聞へる、道も立つ」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)下)
  3. 普通より短めである。ちょっと短い。
    1. [初出の実例]「幅せまの帯に、小短(こみじかき)大小を、落指(おとしざし)にさして」(出典洒落本辰巳之園(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android