日本歴史地名大系 「小萱場村」の解説 小萱場村こかやばむら 千葉県:茂原市小萱場村[現在地名]茂原市小萱場法目(ほうめ)村の東に位置し、ほぼ中央を赤目(あかめ)川が東流する。元禄一三年(一七〇〇)の記録(石渡家文書)に「小萱場村儀、八拾年以前萱場村より出村ニ而御座候」とあり、江戸時代初期に萱場村から分村したという。寛永一二年(一六三五)の年貢割付状(長谷川家文書)によれば、高一〇〇石で幕府領。同一九年から万治三年(一六六〇)まで佐倉藩領、そして幕府領を経て元禄一一年(一六九八)から旗本筑紫領で(長谷川家文書)、領主は以後変化なく、幕末に至ったと思われる(旧高旧領取調帳など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報