小訛る(読み)こなまる

精選版 日本国語大辞典 「小訛る」の意味・読み・例文・類語

こ‐なま・る【小訛】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 少しなまる。わずかにことばがなまる。よこなまる。
    1. [初出の実例]「こはいかなる事ぞ。おのれをみて、かやうに拝み給ふはと、こなまりたる声にてとふ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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