小跡村(読み)おあとむら

日本歴史地名大系 「小跡村」の解説

小跡村
おあとむら

[現在地名]小郡市ふた

宝満ほうまん川下流の左岸域に位置し、東は下岩田しもいわた村・古飯ふるえ村、西は矢次やつぎ村に接する。久留米藩領古図に小跡村とみえる。本高は二五〇石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高二六〇石・役高三一九石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では矢次村と合せて高六九九石、文化四年(一八〇七)畝付帳では本田一七町三反余・開田一町一反余・畑田三町六反余・畑二町二反余・居屋敷三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android