小野健二(読み)オノ ケンジ

20世紀日本人名事典 「小野健二」の解説

小野 健二
オノ ケンジ

昭和期の金属工学者 東北大学名誉教授;日本工業大学学長。



生年
明治37(1904)年4月28日

没年
昭和50(1975)年7月24日

出生地
新潟県高田

学歴〔年〕
東北帝大工学部金属工学科〔昭和2年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和16年〕

主な受賞名〔年〕
日本金属学会谷川・ハリス賞(第1回)〔昭和37年〕「軽金属および特殊金属の高温乾式製造法に関する研究」

経歴
昭和2年古河電気工業に入り、15年退社、東北帝大工学部金属工科学科助教授となり、16年教授。この間同大金属工学科、選鉱製錬研究所で非鉄冶金学分野を担当、業績をあげた。選鉱製錬研究所所長を務め42年退官、名誉教授となり、同年創立の日本工業大学初代学長に就任した。また日本金属学会副会長、日本鉱業会評議員、日本鉄鋼協会東北支部長、電気化学協会東北支部長、日本学術会議会員なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野健二」の解説

小野健二 おの-けんじ

1904-1975 昭和時代の金属工学者。
明治37年4月28日生まれ。昭和16年東北帝大教授となる。非鉄冶金学分野で業績をあげ,第1回谷川・ハリス賞を受賞。42年日本工業大初代学長。日本金属学会副会長,日本鉱業会評議員などをつとめた。昭和50年7月24日死去。71歳。新潟県出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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