小間見村(読み)こまみむら

日本歴史地名大系 「小間見村」の解説

小間見村
こまみむら

[現在地名]大和町小間見

大間見おおまみ村の東、大間見川支流の小間見川流域の段丘山地にある。慶長郷帳に「こまみ村」とみえ、高二一三石余。正保郷帳では田方一二二石余・畑方九三石余。貞享三年(一六八六)の木仏尊像辞定(心宗寺蔵)には「安養寺下濃州郡上郡上保小間見村祐皆」とみえる。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数二七、うち水呑五。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)によれば土橋二、心宗しんそう(現真宗大谷派心宗寺)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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