尽かす(読み)ツカス

デジタル大辞泉 「尽かす」の意味・読み・例文・類語

つか・す【尽かす】

[動サ五(四)]すっかり出してなくす。出しつくす。「愛想を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尽かす」の意味・読み・例文・類語

つか・す【尽】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「つきる(尽)」の他動詞形 ) 出しつくしてなくす。
    1. [初出の実例]「かぎゃうにせいきをつかすしょにんの目をなぐさめける」(出典:黄表紙・玉磨青砥銭(1790))
    2. 「余計な事をして愛想を尽(ツ)かされるよりは」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉二)

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