尾平越(読み)おびらごえ

日本歴史地名大系 「尾平越」の解説

尾平越
おびらごえ

高千穂町と大分県大野おおの緒方おがた町を結ぶ峠。西の古祖母ふるそぼ(一六三三・一メートル)と東の本谷ほんたに(一六四二・九メートル)鞍部の峠。旧峠の標高は約一一七〇メートルであったが、現在は標高九七八メートル。全長五七八メートルの尾平越トンネルが貫通し、緒方町尾平から高千穂町上岩戸中野内かみいわとなかのうち集落に至る主要県道となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android