居明かす(読み)イアカス

デジタル大辞泉 「居明かす」の意味・読み・例文・類語

い‐あか・す〔ゐ‐〕【居明かす】

[動サ四]寝ないで夜を明かす。
高欄かうらんに―・しつつ帰り給ふ」〈宇津保・楼上下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「居明かす」の意味・読み・例文・類語

い‐あか・すゐ‥【居明】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 起きたまま夜を明かす。夜が明けるまで寝ないで座り続ける。
    1. [初出の実例]「居明(ゐあかし)て君をば待たむぬばたまの吾が黒髪に霜はふるとも」(出典万葉集(8C後)二・八九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む