山が上がる(読み)やまがあがる

精選版 日本国語大辞典 「山が上がる」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 が 上(あ)がる

  1. 大騒動になる。
    1. [初出の実例]「女房に手をさいたかささぬか、無証拠ながら物いひとなり、山があがれば外聞が悪いと」(出典:浮世草子・枕童児抜差万遍玉茎(1751‐64頃)二)
  2. 疱瘡(ほうそう)が、最も危険な時期を過ぎる。
    1. [初出の実例]「七年跡の疱瘡は、山も上らぬ重い大役、いっそ其時死だらば」(出典:浄瑠璃・忠臣一力祇園曙(1798)宮内屋舗)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む