山之上町(読み)やまのうえまち

日本歴史地名大系 「山之上町」の解説

山之上町
やまのうえまち

[現在地名]松前郡松前町字東山ひがしやま

明治初年から明治三三年(一九〇〇)まで存続した町。近世松前城下の一町で上野うえの町といった。山ノ上町とも記す。伝治沢でんじさわ(大泊川)及部およべ川に挟まれた海岸段丘上にある。近世には一帯は「山の上」ともよばれた(「蝦夷日誌」一編)改称の時期は不明だが、明治九年の大小区画沿革表に上野町はみえず、第一一大区一五小区に当町があげられているので、同年までに改称したと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む