日本歴史地名大系 「山之宿町在方分」の解説 山之宿町在方分やまのしゆくまちざいかたぶん 東京都:台東区旧浅草区地区山之宿町在方分[現在地名]台東区浅草二―五丁目・千束(せんぞく)一丁目・同三―四丁目・竜泉(りゆうせん)三丁目・東浅草(ひがしあさくさ)一―二丁目・日本堤(にほんづつみ)一―二丁目・清川(きよかわ)一―二丁目、荒川区南千住(みなみせんじゆ)三―四丁目浅草寺の北方および日本堤北方にある。田園簿には豊島郡の山之宿村がみえ、田二〇四石余・畑四九石余、幕府領。承応年中(一六五二―五五)に浅草寺領となり、居屋敷一町七反余が町方支配に移った(文政町方書上)。在方に残された浅草寺裏にある分は、花川戸(はなかわど)町在方分・材木(ざいもく)町在方分と入会で三ヶ町分と称された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by