山口栞(読み)ヤマグチノシオリ

デジタル大辞泉 「山口栞」の意味・読み・例文・類語

やまぐちのしおり〔やまぐちのしをり〕【山口栞】

江戸後期の文法書。3巻。東条義門著。天保7年(1836)刊。主として用言活用について考察したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「山口栞」の意味・読み・例文・類語

やまぐちのしおり‥のしほり【山口栞】

  1. ( 題名は語学研究への入門書の意 ) 江戸後期の文法書。三巻。東条義門著。文政元年(一八一八初稿、天保四年(一八三三改稿、同七年(一八三六)刊。動詞・形容詞およびそれらと同型の活用をする助動詞について、その活用を具体的に述べる。従来の研究に比して、活用の本質へのより深い洞察が見られる。

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