山朸(読み)やまおうご

精選版 日本国語大辞典 「山朸」の意味・読み・例文・類語

やま‐おうご‥あふご【山朸・山枴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「やまおうこ」とも ) 山仕事に用いるおうご。
    1. [初出の実例]「山枴三十年の雪解て〈靍松〉 鈍な鶯たたかれて啼〈西七〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第六三)
    2. 「あるじ山枴(やまオホコ)をとりて走り出で」(出典:読本・雨月物語(1776)青頭巾)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む