山仕事(読み)ヤマシゴト

デジタル大辞泉 「山仕事」の意味・読み・例文・類語

やま‐しごと【山仕事】

山でする仕事
山師のする投機的冒険的事業。やまごと。
「之が信用出来ない―ならしいてお勧め申しやあしないが」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山仕事」の意味・読み・例文・類語

やま‐しごと【山仕事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山でする仕事。
  3. ひと山あてようとする、投機的な仕事。投機業。やまごと。
    1. [初出の実例]「大金を儲けんと、いろいろ思案して、悪智恵出した山仕事(ヤマシゴト)」(出典:歌舞伎・百千鳥鳴門白浪(1797)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android