山村房次(読み)ヤマムラ フサジ

20世紀日本人名事典 「山村房次」の解説

山村 房次
ヤマムラ フサジ

昭和期のロシア文学者



生年
明治41(1908)年1月29日

没年
昭和60(1985)年1月7日

出生地
香川県

本名
花房 森

学歴〔年〕
第一早稲田高等学院〔昭和4年〕中退

経歴
昭和10年ごろからソビエト文学翻訳、紹介に携わる。日本で最初ルカーチ訳書「歴史文学論」は戦前広く読まれた。著書に「ソビエト文学ノート」「ゴーリキィ研究」、訳書にゴーリキィ著「短篇集」「ロシア文学史」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む