20世紀日本人名事典 「山路商」の解説 山路 商ヤマジ ショウ 大正・昭和期の洋画家 生年明治36(1903)年12月9日 没年昭和19(1944)年6月26日 出生地新潟県長岡市 主な受賞名〔年〕関西展朝日賞〔昭和5年〕 経歴青年時代を中国の東北地方で過ごし、大連の洋画研究所に学ぶ。大正9年広島に移住。12年に「ダダイスト山路商宣言」を発表して画壇の注目を浴び、以来、先鋭的な活動で知られるようになった。昭和2年二科展に初入選し、5年には関西展で朝日賞を受賞。また、11年に田中万吉・福井芳郎らと二紀会を、13年には坂本寿・灰谷正夫らと広島フォルム美術協会を結成するなど、広島を起点とした芸術運動のリーダーとしても活躍した。作品は他に「眠れる男」「松」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山路商」の解説 山路商 やまじ-しょう 1903-1944 大正-昭和時代前期の洋画家。明治36年12月9日生まれ。広島市に移住後,全関西展,二科展に出品。昭和11年田中万吉,福井芳郎らと二紀会を,13年坂本寿,灰谷正夫らと広島フォルム美術協会を設立した。昭和19年6月26日死去。42歳。新潟県出身。作品に「眠れる男」「松」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by