山飯野村(読み)やまいいのむら

日本歴史地名大系 「山飯野村」の解説

山飯野村
やまいいのむら

[現在地名]豊栄市山飯野

平林ひらばやし村の北にあり、北は十二じゆうに新田東方里飯野さといいの村がある。文永二年(一二六五)一二月一三日の大見政家譲状(大見水原氏文書)に「飯野」とみえる。慶長三年(一五九八)頃の御領内高付帳(新発田市史資料)に六八石三升とある。同一〇年の給知方村々高目録(同資料)では毛付四九石八斗余、荒四七石八斗余。同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)では一石五斗五升の炉役を九軒で負担している。正保国絵図に高一四石余とある。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)に家数一〇・人数八七とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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