岐溝関(読み)きこうかん(その他表記)Qi-gou-guan; Chi-kou-kuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岐溝関」の意味・わかりやすい解説

岐溝関
きこうかん
Qi-gou-guan; Chi-kou-kuan

中国,唐末に河北道中部,たく県 (たくけん。現在の北京の南西) の南西約 25kmに設けられた関の名。奇溝,祁溝とも呼ばれる。宋の雍煕3 (986) 年,宋将曹彬 (そうひん) ,米信らが,契丹の将耶律休哥 (やりつきゅうか) とこの関で戦って敗れ,夜陰に拒馬 (きょば) 河を渡って退くとき,契丹の精兵の追撃を受け,算を乱した (岐溝関の戦い) ことで有名。宋,金の対立時代,金にそなえて一層関の守りを固めたという。

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