岱宗(読み)たいそう

普及版 字通 「岱宗」の読み・字形・画数・意味

【岱宗】たいそう

泰山。〔書、典〕の二、東のかた守して岱宗に至る。柴(さい)して山川秩し、肆(つひ)に東后を覲(み)る。時を協(あは)せ、日を正(さだ)む。

字通「岱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の岱宗の言及

【泰山】より

…山麓地帯は安定した自然をもち,大汶口(だいぶんこう)文化,竜山文化などの新石器時代遺跡も多く分布する。平坦な華北平原の東にそびえ立つため古くから注目され,五岳のうちの東岳として岱宗(たいそう)(五岳の首峰)とも呼ばれた。《詩経》閟宮(ひきゆう)に〈泰山巌巌,魯邦所詹(けわしくそびえる泰山は,魯の国から行くところ)〉とあるように,多くの古典にも記されている。…

※「岱宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android