普及版 字通 「岱」の読み・字形・画数・意味
岱
8画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は代(たい)。〔説文〕九下に「大山なり」(段注本)とあり、太山また泰山ともいう。東方の聖山で泰宗として祀られ、古代には天子封禅(ほうぜん)の礼が行われた。秦の始皇帝がその礼を行って碑を立て、その明拓(みんたく)が残されている。
[訓義]
1. たいざん。
2. おか、やま。
3. 大きい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕岱 シシノヌタ 〔字鏡〕岱 トムレ・ヤマ
[熟語]
岱委▶・岱陰▶・岱淵▶・岱嶽▶・岱赭▶・岱宗▶・岱斗▶・岱表▶・岱▶・岱輿▶・岱嶺▶
[下接語]
海岱・翠岱・東岱・封岱・望岱
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報