峯尾節堂(読み)ミネオ セツドウ

20世紀日本人名事典 「峯尾節堂」の解説

峯尾 節堂
ミネオ セツドウ

明治期の社会運動家,僧侶



生年
明治18(1885)年4月1日

没年
大正8(1919)年3月6日

出生地
和歌山県東牟婁郡新宮町(現・新宮市)

別名
幼名=正一,俳号=草声

学歴〔年〕
高等小学校卒

経歴
新宮町松巌院の小僧となり、ついで京都の妙心寺で修学して臨済宗の僧侶となり、南紀の寺を転々とする。明治40年大石誠之助と会い、新聞記者を志して上京。43年の大逆事件に連坐し、死刑判決を受けたが、その翌日特赦で無期懲役刑に減刑された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android