日本歴史地名大系 「島立町村」の解説 島立町村しまだちまちむら 長野県:松本市島立地区島立町村[現在地名]松本市島立 町村北は榑木(くれき)川を隔てて島内(しまうち)村に接し、西は新(にい)村の下新(しもにい)・東新(ひがしにい)に接する。天正検地の際は島立郷五六四石二斗九升二合の中にあり、寛永六年(一六二九)町村として独立、同一九年に町村三一六石六斗二升八合、元禄一五年(一七〇二)には島立町と記載され、天保三年(一八三二)の記載では島立町村と呼称を替えている。「信府統記」によれば享保九年(一七二四)当時の石高は三八八石一斗二升三合である。元禄一五年以来増石していないが、これは早くから開発され新開の余地がなかったからである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by