巖扃(読み)がんけい

精選版 日本国語大辞典 「巖扃」の意味・読み・例文・類語

がん‐けい【巖扃】

  1. 〘 名詞 〙 大きな岩で造った戸。
    1. [初出の実例]「既而岫幌静巻、巖扃斜排」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・於天台山円明房月前閑談詩序〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔宋之問‐遊雲門寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android