川口式電気集計機及び亀の子型穿孔機(読み)かわぐちしきでんきしゅうけいきおよびかめのこがたせんこうき

事典 日本の地域遺産 の解説

川口式電気集計機及び亀の子型穿孔機

(東京都新宿区若松町19-1 総務省統計研修所統計資料館)
情報処理技術遺産指定の地域遺産。
1902(明治35)年「国勢調査ニ関スル法律」が公布されたことを受け、政府は調査結果の効率的な集計機械を国内で開発することとした。同省電信燈台用品製造所技師川口市太郎が研究・開発に着手し、1905(明治38)年試作機が完成。分類機と計盤台とからなり、この両機の接続によって分類集計を行う。「亀の子型穿孔機」を用いて入力用カードを作成した

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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