川口II遺跡(読み)かわぐちIIいせき

日本歴史地名大系 「川口II遺跡」の解説

川口II遺跡
かわぐちIIいせき

[現在地名]岩手町子抱 岩崎

北上川右岸沖積古期段丘の標高二一九メートルの段丘崖縁にのる。国道四号の川口バイパス建設に伴い、昭和五八年(一九八三)発掘され、縄文時代竪穴住居跡五棟・土壙二二基・溝一条が検出された。竪穴住居跡は縄文時代後期で、形状は円形楕円形・隅丸方形である。規模は最大五・六メートルに四・八メートル、最小は径三・二メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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