川子村(読み)かわごむら

日本歴史地名大系 「川子村」の解説

川子村
かわごむら

[現在地名]鹿島町川子

小丘陵とその間に広がる迫を中心に開発が進んだ地域に位置し、東は大内おおうち村、北は小島田おしまだ村。河子とも記される。字深沢ふかざわには弥生時代の遺跡、丘陵上には古墳、その南斜面などには横穴墓群がある。正保郷帳では河子村とみえ田方一八九石余・畑方二九石余。明暦二年(一六五六)の高三七五石余(相馬藩政史)元禄郷帳によると高二七五石余。なお元禄検地高は四四一石余、ほかに新田一五石余がある(奥相志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android