川沼村(読み)かわぬまむら

日本歴史地名大系 「川沼村」の解説

川沼村
かわぬまむら

[現在地名]高畠町川沼

一本柳いつぽんやなぎ村の西、和田わだ川下流右岸の自然堤防上に立地。河沼とも書いた。大永八年(一五二八)八月一六日の例祭物取収并支払帳写(安久津八幡神社文書)に「弐百四拾文 川沼十六日壱人 和泉在家」「百(六カ)拾文 川沼的立壱人 田制下総殿」とみえる。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高一七五石余、免二ツ八分、家数一〇(うち役家四、肝煎・小走二)・人数三九。蒲生氏高目録帳では村柄は中。慶長三年(一五九八)上杉氏(のち米沢藩主)領となり、寛永八年分限帳によると当村に給地のある家臣一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android