米沢盆地の東部に位置し、東は宮城県境、西は
大谷地の東部山地には、断層活動や風化浸食でできた数多くの小洞窟・岩陰が点在し、石器時代以来、住居・墓地などに利用されてきた。高畠町域の原始・古代遺跡一三〇のうち、洞窟・岩陰遺跡は二〇ヵ所に及ぶ。
弥生時代の遺物は、前―後期を通じて岩陰遺跡で発見される。多くは墓地であろう。尼子岩陰からは石鏃、
大化改新後まもなく成立したとみられる陸奥国曇
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報