川浴む(読み)かわあむ

精選版 日本国語大辞典 「川浴む」の意味・読み・例文・類語

かわ‐あ・むかは‥【川浴】

  1. 〘 自動詞 マ行上二段活用 〙
  2. 川に入って水を浴びる。
    1. [初出の実例]「願はくは共に游沐(カワアミ)んと欲(おも)ふ」(出典日本書紀(720)崇神六〇年七月(熱田本訓))
  3. 水または湯で体を洗い浄める。
    1. [初出の実例]「其の身を潔め、香水を澡浴(カハアミテ)方広経に依る〈興福寺本訓釈 澡浴 二加波安見天〉」(出典:日本霊異記(810‐824)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android