デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川関楼琴川」の解説 川関楼琴川 せんかんろう-きんせん ?-? 江戸時代後期の戯作(げさく)者。豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)につかえたが,のち職を辞し江戸下谷にすむ。七珍万宝(しっちん-まんぽう),滝沢馬琴の門人となる。作品に享和3年(1803)刊の読み本「絵本鏡山烈女功」,文化5年(1808)刊の合巻(ごうかん)「敵討女夫(かたきうちみょうと)柳」など。本名は川関惟充(かわぜき-これみつ)。通称は庄(荘)助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例