左兵衛の尉(読み)さひょうえのじょう

精選版 日本国語大辞典 「左兵衛の尉」の意味・読み・例文・類語

さひょうえ【左兵衛】 の 尉(じょう)

  1. 左兵衛府の第三等官。大・少尉があり、それぞれ正七位下・従七位上相当の官。各一人が定員であったが、後には二〇人以上となった。
    1. [初出の実例]「左兵衛尉家貞といふ者ありけり」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android