左封(読み)ひだりふうじ

精選版 日本国語大辞典 「左封」の意味・読み・例文・類語

ひだり‐ふうじ【左封】

  1. 〘 名詞 〙 封書の封のしかたで普通とは反対から封をすること。また、そのようにしたもの。果たし合いの申し入れや、遺言など凶事に用いる。
    1. [初出の実例]「袂をさがし取だしみれば、左りふうじにかつ山より」(出典:洒落本・一事千金(1778)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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