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遺言 いごん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遺言
いごん

人が自分の死後効力を発生させる目的で,あらかじめ書き残しておく意思表示。遺言が法律上の効果を生じるためには,民法の定める一定の方式に従ってなされることを要する (民法 960) 。遺言でなしうる行為は,認知,後見人の指定,相続人の廃除,遺贈,寄付行為,相続分の指定,遺産分割方法の指定その他,法律で定められているものに限られ,それ以外の事項に関するものは法的効果を生じない。

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遺言
ゆいごん

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

遺言

人は自分が死んだ時、所有する財産等をどのように処分するかを書面に書き残し、この故人の意思を尊重する制度が古くからある。財産処分の自由を死後においても反映させたのが遺言で、被相続人の最終意思を確保する制度。他者による変造等を防止するために、遺言の方式は厳格に法定され、それに従っていない遺言は無効となる。特に日付は不可欠。自筆遺言、公正証書遺言が代表的な方式。遺言できる法律関係は財産上と身分上だけで、それ以外の事項、例えば「母を大切に」といった遺訓的なものは法律上の効果はない。遺言は法定相続に優先するのが原則。

(吉岡寛 弁護士 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

い‐げん〔ヰ‐〕【遺言】

死にぎわに言葉を残すこと。また、その言葉。いごん。ゆいごん。
先人が生前言ったこと。また、その言葉。いごん。

い‐ごん〔ヰ‐〕【遺言】

人が、死亡後に法律上の効力を生じさせる目的で、遺贈相続分の指定、相続人廃除、認知などにつき、民法上、一定の方式に従ってする単独の意思表示。→遺言証書ゆいごん(遺言)
いげん(遺言)

ゆい‐ごん【遺言】

[名](スル)死後のために言い残しておくこと。また、その言葉。法律用語では「いごん」と読む。「財産の分与について遺言しておく」→いごん(遺言)1

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百科事典マイペディアの解説

遺言【いごん】

遺言(ゆいごん)

遺言【ゆいごん】

生前に死後の法律関係を定めておくために,一定の方式に従ってなす単独の意思表示(民法960条以下)。法律上は〈いごん〉という。遺言者の死亡によって効力を生ずる。その内容は,遺贈,相続分の指定,遺産分割方法の指定,相続人の廃除,認知等法律で認めた一定のものに限られる。

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とっさの日本語便利帳の解説

遺言

自己の死亡後の財産や身分に関する事項を定める法律行為。遺言者の単独の意思表示であり、いつでも撤回でき、遺言者の死亡前には法律上の権利を生じさせない。民法の定める遺言証書には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の三種があり、いずれも要件を具備しないと無効。特に日付は不可欠。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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世界大百科事典 第2版の解説

ゆいごん【遺言】

〈いごん〉ともいう。自己の死亡とともに効力を発生させる目的で行う単独の意思表示のこと。
【遺言制度の歴史】
 元来,人間は,その死後の身分上および財産上のことを考えて,生前に,なんらかの措置を講じておきたいと念ずるのが常である。また子孫や近親が,その意思を尊重して,その意思の実現を図ることは,徳義上要請されているともいえるだろう。われわれは,そこに,遺言制度の基礎を見いだすことができる。 ところで,遺言制度の源流は,これを古代ローマに求めることができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

いげん【遺言】

ゆいごん(遺言) 」に同じ。
いごん(遺言) 」に同じ。
先人の残した言葉。

いごん【遺言】

ゆいごん(遺言) 」に同じ。
〔「ゆいごん」の法律上の読み方〕 人が自分の死後に効力を生ぜしめる目的で一定の方式によってなす単独の意思表示。法律上その内容として、認知、相続人の廃除、相続分の指定、遺贈などが認められている。

ゆいごん【遺言】

( 名 ) スル
自分の死んだあとの事について言い残すこと。また、その言葉。 「財産の分配について-しておく」 「親の-」 〔法律上では「いごん」という〕

出典|三省堂
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世界大百科事典内の遺言の言及

【遺贈】より

…遺言によって財産を他人に無償で与えること。贈与が贈与者の生前行為であり,しかも受贈者との契約であるのに対し,遺贈は遺言者の一方的意思表示によって,遺言者の死後に効力を生ずる単独行為である点で両者は異なる。…

【遺言】より

…自己の死亡とともに効力を発生させる目的で行う単独の意思表示のこと。
【遺言制度の歴史】
 元来,人間は,その死後の身分上および財産上のことを考えて,生前に,なんらかの措置を講じておきたいと念ずるのが常である。また子孫や近親が,その意思を尊重して,その意思の実現を図ることは,徳義上要請されているともいえるだろう。…

【遺産分割】より

…このことは,とくに農家相続について問題となっている。
[遺産分割の方法]
 (1)遺言による分割の指定 第1には被相続人の意思で決まる。すなわち,遺言で各共同相続人の取得する財産を指定することもできるし,第三者に指定することを委託することもできる(908条)。…

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