差し交ふ(読み)サシカウ

デジタル大辞泉 「差し交ふ」の意味・読み・例文・類語

さし‐か・う〔‐かふ〕【差し交ふ】

[動ハ下二]互いにさしのべて、交差させる。
白栲しろたへの羽―・へて打ち払ひさ寝といふものを」〈・三六二五〉

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精選版 日本国語大辞典 「差し交ふ」の意味・読み・例文・類語

さし‐か・う‥かふ【差交】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 互いにさし入れる。交差させる。さしかわす。
    1. [初出の実例]「川上は 木の穂刺加布(さしカフ)」(出典出雲風土記(733)仁多)

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