デジタル大辞泉 「差し扇」の意味・読み・例文・類語 さし‐おうぎ〔‐あふぎ〕【差し扇】 1 扇をかざして顔を隠すこと。また、その扇。「この上は―をのけられ候へ」〈謡・藤栄〉2 儀式などの際、女官がかざして顔を隠す檜扇ひおうぎ。3 能の舞の型の一。左・右と二歩後退しながら扇を右側から大きく上げ、前方に水平に出す。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例