差し汲む(読み)サシクム

デジタル大辞泉 「差し汲む」の意味・読み・例文・類語

さし‐く・む【差し×汲む】

[動マ四]手を伸ばして汲む。
雲居より胡竹こちくの声を聞くなべに―・むばかり見ゆる月影」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し汲む」の意味・読み・例文・類語

さし‐く・む【差汲】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 手を伸ばして水などを汲む。手を伸ばしてすくう。
    1. [初出の実例]「雲居よりこちくの声を聞くなべにさしくむばかり見ゆる月影」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む