巻付・巻着(読み)まきつく

精選版 日本国語大辞典「巻付・巻着」の解説

まき‐つ・く【巻付・巻着】

[1] 〘自カ五(四)〙
① 巻いて他の物につく。
今昔(1120頃か)二九「寝入たらむ程に、此の蛇の下て巻付なむには、何態をかせまし」
② まつわりつく。
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七五「藤(ふぢ)やら蔦(つた)やらに身を痩せさせらるる如く女といふものに巻き着かれては」
[2] 〘他カ下二〙 ⇒まきつける(巻付)

まき‐つ・ける【巻付・巻着】

〘他カ下一〙 まきつ・く 〘他カ下二〙 まわりにぐるぐる巻いてつける。
※名語記(1275)五「絹布おる糸をまきつくる竹を、くだとなづく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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