デジタル大辞泉 「巻数木」の意味・読み・例文・類語 かんじゅ‐ぎ〔クワンジユ‐〕【巻▽数木】 巻数をつける木。梅の若枝、榊の枝などを用いた。「―の様に削りたる木の」〈今昔・二四・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巻数木」の意味・読み・例文・類語 かんじゅ‐ぎクヮンジュ‥【巻数木】 〘 名詞 〙 巻数を結びつけるように切った木の枝。梅の若枝、榊の枝などを用いた。→巻数(かんじゅ)。[初出の実例]「几帳の綻(ほころび)より巻数木(くゎんじゅぎ)の様に削たる木の白く可咲気(をかしげ)なるが」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例