巻燻(読み)まきふすべ

精選版 日本国語大辞典 「巻燻」の意味・読み・例文・類語

まき‐ふすべ【巻燻】

  1. 〘 名詞 〙 ふすべ皮の一種。皮を縄で巻き、煙でいぶして黒くしたもの。縄を解くとそのあとが白く残る。
    1. [初出の実例]「足袋の事、殿中へは〈略〉まきふすべ、小紋の黄革などは用ひ候」(出典:武雑記(16C中か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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