巻葉(読み)マキバ

デジタル大辞泉 「巻葉」の意味・読み・例文・類語

まき‐ば【巻(き)葉】

芭蕉ばしょうはすなどの生えたばかりの葉の、まだ開かずに巻いているもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巻葉」の意味・読み・例文・類語

まき‐ば【巻葉】

  1. 〘 名詞 〙 蓮や芭蕉などの生えたばかりの葉で、巻いていてまだ開いてないもの。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「片岡のならのまき葉も散りはてて枝にとまらぬ月のしらゆふ」(出典:長明集(1181頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android