デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市岡和七」の解説 市岡和七(初代) いちおか-わしち ?-? 江戸時代後期の歌舞伎作者。大坂の人。辰岡(たつおか)万作に師事し,享和年間(1801-04)に4代市川団蔵付の作者となる。文化7年(1810)から初代市川市蔵にしたがい江戸で活躍。10年大坂にもどるが,13年以降の活動は不明。後名は市岡禎記。作品に「草紅錦絹川(くさもみじにしきのきぬがわ)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例