布鎌北新田(読み)ふかまきたしんでん

日本歴史地名大系 「布鎌北新田」の解説

布鎌北新田
ふかまきたしんでん

[現在地名]栄町きた

布鎌四谷ふかまよつや新田の北西に位置。明暦二年(一六五六)の開発で成立した古新田四村のうちで、当時の家数五(芳沢家文書)元禄郷帳に村名がみえ、高一二一石余。享保一七年(一七三二)の家数二六(芳沢家文書)。翌一八年の布鎌四ヶ村年貢割付状(同文書)によると古開分の畑六町余、新開分の畑一四町余、見取畑一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 キタ 鎮座

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android