「帝国の慰安婦」

共同通信ニュース用語解説 「「帝国の慰安婦」」の解説

「帝国の慰安婦」

韓国世宗セジョン大の教授だった朴裕河パク・ユハ氏が、2013年に出版した学術書。旧日本軍の従軍慰安婦について、韓国の一部支援団体が強調する「強制連行された少女20万人の性奴隷」とのイメージは実態と差があるとして、過去の証言文献から「総体的な像を描き直す」ことを試みた。14年に日本語書き下ろし版を出版し、日本で複数の賞を受賞した。元慰安婦や支援団体が名誉毀損きそんに当たるとして刑事告訴に踏み切ったほか損害賠償を求めて民事訴訟も起こした。

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