強制(読み)きょうせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

強制
きょうせい

一般に,力や圧力による脅迫あるいはその誇示や実際の行使媒介として,一定の決定や行動を個人ないし集団に強いることをさす。強制の形態からみれば,(1) 心理的強制,(2) 物理的強制,(3) 社会的強制に分けられる。 (1) は古くから行われてきたが,特に現代においては個人や集団の心理を操作する技術の発達によって多様なイメージやシンボルを一方的に送り込んで,意図を実現する方法がとられている。 (2) は物理的実力 (警察や軍隊など) を誇示あるいは行使することによって目的を達成する方法である。 (3) は社会的な価値 (慣習や儀式など) や公的規範 (法や政治諸制度) を媒介として,一定の意図する結果をもたらす方法である。

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デジタル大辞泉の解説

きょう‐せい〔キヤウ‐〕【強制】

[名](スル)権力や威力によって、その人の意思にかかわりなく、ある事を無理にさせること。「参加を強制する」

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大辞林 第三版の解説

きょうせい【強制】

( 名 ) スル
力によって他人を従わせること。むりじい。 「労働を-する」

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精選版 日本国語大辞典の解説

きょう‐せい キャウ‥【強制】

〘名〙 その人の意思に反して無理にある事をさせること。無理じいをして従わせること。
※刑法(明治一三年)(1880)七五条「抗拒す可からざる強制に遇ひ其意に非ざるの所為は其罪を論ぜず」

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世界大百科事典内の強制の言及

【権力】より

…勢力,影響力,説得力などと同様,社会的な〈力〉の一種で,通常,制度化された強制力を意味する。狭義には,国家のもつ強制力,すなわち,政治権力,国家権力と同義に用いられる。…

※「強制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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