デジタル大辞泉プラス 「帝釈川ダム」の解説 帝釈川ダム 広島県庄原市から神石郡神石高原町にまたがる地区、高梁川水系帝釈川(たいしゃくがわ)に位置する水力発電用のダム。1924年竣工のアース重力式コンクリートダムで、総貯水量は14,278,000立方メートル。当初は非越流型重力式コンクリートダムとして造成された。完成時の堤高56.9メートル(現在は62.1メートル)は、当時の日本一。3度の再開発工事を行なっており、最後の再開発(2006年)で、堤高62.4メートルの新帝釈川ダムが完成。新旧ダムをあわせた発電量は旧ダムの約3倍となった。ダム湖の神龍湖に架かる神龍橋は、土木学会の近代土木遺産、国の登録有形文化財に選定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報