土木工学に関する日本の学術団体。英語名称はJapan Society of Civil Engineersで、略称JSCE。「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目標としている。大学や研究機関の学者、研究者、学生のほか、建設、エネルギー、鉄道、道路など土木関連業界や行政機関の技術者、建設コンサルタントらが会員となっている。会員数(2014年10月末時点)は約3万9000人で、日本最大級の学会である。1914年(大正3)に社団法人として発足し、2011年(平成23)に公益社団法人へ移行した。本部を東京都新宿区四谷(よつや)に置くほか、全国に八つの地域支部(北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、西部)と海外支部をもつ。初代会長は東京帝国大学教授の古市公威(ふるいちきみたけ)で、これまでに「港湾工学の父」といわれた広井勇(ひろいいさみ)や、鹿島(かじま)建設の社長・会長を歴任した石川六郎(ろくろう)(1925―2005)らが会長を務めている。