常山一刀流(読み)じょうざんいっとうりゅう

精選版 日本国語大辞典 「常山一刀流」の意味・読み・例文・類語

じょうざん‐いっとうりゅうジャウザンイッタウリウ【常山一刀流】

  1. 〘 名詞 〙 薙刀(なぎなた)流派一つ。寛政一三年(一八〇一)、徳川斉昭がみずから薙刀術の諸流を編成して創始したもの。その長刀は、短身両刃をつけ、鐏(そん)端に槍を装い、上下相互に薙ぎ突くさまは、常山の蛇のごときものといわれた。

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